2018/07/31
「先入観」
連日、亜熱帯のような異常気象が続いている。「自然現象なのだからしょうがない」とあきらめモードの方も多いだろうが、なんとか涼しく暮らす方法はないか、試行錯誤の毎日だ。とにかくまず食事には気をつけないと、この暑さで頭もうまく回転しないので、栄養バランスのよい食事を摂ることを、私は一番に気をつけている。
さて、昨日の読売新聞の人生相談であったと思う。
「こどもの将来を考えて一生懸命私は、いろいろ注意したりアドバイスしたりしているのに、子供は全く言う事を聞いてくれない!」という必死すぎる親御さんの投稿があった。
(ここ最近の回答者某氏の助言で)昨日のものが、私的には一番心に響いたのでご紹介しよう!!
(わかりやすくまとめると)なぜそんなにも子供のことが気になるのでしょう。きっとあなたには、子供以外に夢中になれるものがないからではありませんか。あなた自身夢中になれるものを見つけなさい。それから、夢中になるものは人間はやめておきなさい。なぜなら、時に人間はうらぎるから、、、というものだった。
う~ん...本当になんてすばらしい機知に富んだ助言であることか、、、ひさびさに私は感動してしまった。
まさしく、そのことは私自身が最近個人的に深く感じていたことである。しかし、そのことを誰かに確認したりとかはしなかったのであるが。
そして今朝、なにげなく新聞を見ていたら、紙面のうんと左端に小さく、「担当する民事裁判の判決文が完成していないのに法廷で判決を言い渡し、戒告の懲戒処分を受けたG地、家裁の●○●○判事が31日付で依願退官した。」という記事があった。未完成の判決文は確認されているだけでも36件、とのことだ。
↓
* 「え~っ!判事が~!」と考える人も多いのでは。判事であろうが、弁護士であろうが、検察官であろうが所詮人間です。
このように、この判事も、判事に任官当時は希望に燃え、まじめに業務をこなしていたのだと思う。しかし、時の経過は、このように人を変えてしまうこともある。新聞の「人生相談コーナー」に共通する部分はかなりあると思う。
しかし、人生の大先輩の助言、「人は時にうらぎる!」ということを、いつも頭の片隅に置いておくだけでも、人に対して過度の期待をせず、毎日を過ごすのがとても楽になる、と私は思う。
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