2015/12/04
今の日本に「正義の味方」は存在するのか?
みなさん、「正義の味方」というとどんな職種の人を思い浮かべますか?警察官、弁護士、裁判官、検察官などではないでしょうか?
しかし、私がIT会社に一方的に裁判を起こされ、相談した人達は、今までのイメージどおりの人ばかりではありませんでした。
もちろんイメージどおり、いやそれ以上に親切にしてくださった人もいます。
しかし、大抵は悲しいかな、こうあってほしいというという願望からおもいっきり解離した、非常に無慈悲な方々があまりにも多かったのです。
わかりやすく言ってしまえば、あくまでも「仕事」という範疇の中での正義でした。それさえも感じられない人もいました。
特に裁判をおこされた人間の最後の砦、とも称されている人達 (法曹三者)の「現状」は、ただ茫然とたたずむしかない場合がほとんどでした。
ブラック企業問題でご活躍の「I.Hさん」、「朝まで生テレビ」にご出演の時に拝見したのですが、すぐそばに著名な弁護士がいるのに「最近、ろくでもない弁護士が多いから」と発言されたことがありました。
その時は、「なんて過激な発言をする人なんだろう。。」と、びっくりした覚えがあります。
しかし今にして思えば、過激でもなんでもなく、そのままズバリの表現であったことに驚いています。
一番悪徳なのは、弁護士が依頼者からの預り金を「億」単位で横領したりとか、詐欺に加担する弁護士が居たりとか、枚挙に暇がありません。
たぶんそうした現状は、当事者になってみないと見えてこないでしょう。
予期しない、突然のトラブルに見舞われた人は、ストレスから「混乱状態」に陥ります。同じような社会的経験のない人は、年配の方であろうが若い方であろうが、相談者のそうしたトラブルには、適切な介入がむずかしいのかもしれません。
それを言葉にできる今の私は、混乱期が過ぎたからなのでしょう。
しかし、仕事である以上、トラブルに遭遇している人の内心すれすれまで近づく努力は、絶対必要なのではないでしょうか?
それでお給料をいただき、生活しているわけですから。
最近、同じく裁判で苦労している方のブログを拝見すると、みなさん似たような事を書かれています。
裁判所は、究極の最後の砦で、なんとか救済してほしくて来ているのに。。。
裁判所にいると、「ここは日本なんだよね?」と(うまく表現できませんが)、まるで悪い夢を見ているような気分になることが何度もありました。
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