2016/12/08
正しい証拠収集の仕方 その3
...(前回より続く)私が証拠物の鑑定を依頼したい鑑定所、私の居住地に近い地域で何か所か存在した。しかし当社側弁護士によると、やはり裁判所で裁判官が納得するような機関でなければいけない、とのことで当社のケースの場合3か所にしぼられた。
この3か所はテレビ、新聞、その他のマスコミでたびたび取り上げられ、鑑定実績も十分なものがあった。しかしなにぶん、この鑑定という仕事は、特殊な技術を持つ専門家が何日か鑑定作業に携わるため、とてつもなく費用がかかる。
「お願いします」と即答はしたものの、やはり家族にも再確認の意味で相談は必要だった。その夜家族に相談し、「もしかしてその証拠でIT会社の不正が解明されるのであったら、後で後悔するよりお願いしてみれば」という意見が引き出せた。
そして2か所にその証拠物を提出し、比較的早急に対処してくれそうな1か所にお願いすることになった。
それから2週間ほどであったろうか?緻密な鑑定結果ができ上がってきた。その結果に、当社側の弁護士の口から「もしかしてこれはいけるかもしれない!」という(何を根拠にしていたのかは不明ではあるが)つぶやきがもれた。
その「結果」や、「裁判官」が鑑定結果にどのような反応を示したのかはまた次回へ。
* とにかく「裁判の証拠となるような鑑定」 は、非常にお金がかかります。「胡散臭い」と感じた時点で、相手側との会話も「録音」できるものなら録音すべきだし、「メール」や「手紙」などの書証も全部保存しておくことをお勧めします。
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